モゴック町のルビー鉱山

   
 
 

 

 

 

 

 

 

鉱山から掘り出したビョン(ルビー・サファイア・スピネルなどの鉱物が入っている地層)を洗い流し、探しているところ

 

岩山鉱山からのビョンを一つ一つハンマーで割ってルビーを探しているところ。

 

リンヨンジ鉱山(政府が管理しているルビー産出の有名な鉱山)では機械により、ルビー、サファイア、スピネルなどを探しているところ

 

水で泥状にしたビョン層を吸い出す機械

 

 

 



 モゴック産非加熱ルビーは13世紀に中国の商人によって、ヨーロッパに伝わっていたといわれています。モゴックルビーは昔から採掘されてきましたが、ミンドン王の時期(1855〜1880年)に本格的に採掘され、外国からの商人と売買し、世界に広がっていたのです。

 モゴック鉱山には主に2種類の鉱山があります。ひとつは岩山で採掘する鉱山ともうひとつは山の底面で採掘する鉱山です。

 ルビー・サファイア・スピネルなどの採掘方法には手動式採掘と機械採掘があります。どちらでも危険性高く、肉体労働で厳しい環境です。昔、15年前には手動式採掘方法が多く見られましたが、現在では政府と民間合併により、機械などで採掘されてるようになっていますが、規模は小さい。

昔からの手動式採掘には4種類があります。

   レービン手動式採掘

@レービン手動式採掘

 レービン方式は約1.5mの四角の井戸のような形で地面にビョウ層(ルビ・サファイア・スピネルなどの鉱物がある地層)にあるまで掘り、そのビョウを引き上げて洗い流して、ルビーなどを探す方法です。地面崩れないように井戸の周りを丸太(木)を組み立てながら掘っていくのです。レービン方式には約5〜6人ぐらいで採掘されています。

Aコービン手動式採掘

 コービン方式は@のレービン方式とほぼ同じですが、四角の井戸は2mから3mぐらい大きくなるのです。ビルマ語で「レー」は「4」で、「コー」は「9」の意味ですのでやや2倍くらいの大きいさを占めています。









 

     

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